1969-07-04 第61回国会 衆議院 外務委員会 第31号
「一、目下古屋貞雄代議士他数名から北朝鮮への旅券下付申請が提出されており、又貿易業界から北朝鮮との貿易再開についての要望が提出されている。二、韓国としては此のような日本側の風潮に激昂し、我国に対し抗議を繰返すと共に李承晩ライン附近に於て多数の日本漁船を拿捕し、漁船員を抑留している。三、此の様な事態に処して、日韓関係の調整は殆ど不可能と思われる。
「一、目下古屋貞雄代議士他数名から北朝鮮への旅券下付申請が提出されており、又貿易業界から北朝鮮との貿易再開についての要望が提出されている。二、韓国としては此のような日本側の風潮に激昂し、我国に対し抗議を繰返すと共に李承晩ライン附近に於て多数の日本漁船を拿捕し、漁船員を抑留している。三、此の様な事態に処して、日韓関係の調整は殆ど不可能と思われる。
そうしてまた、旅券下付は三カ月の下付願いを出している。あなたは、この件まで鮎川議員みずからがやったことでないとおっしゃるのでしょうか。金を使ったか使わないかということは鮎川議員が責任があるかどうかわかりませんけれども、僕は、こういうことは鮎川金次郎君がやったことだと思う。
従いましてこれらの領事館等との渉外あるいはいろいろな取引の上におきまする調査であるとか、旅券下付の便宜の供与というようなことを主として今日まで行なってきております。
しかも、国交回復するための実積を積み重ねていかなければならないという政府のお考えでありながら、こういう状態、これは国際慣行上からも、あるいは人道上からも許すことができない事実だと思いますが、そこで重光外相にお尋ねしたいのですが、もっと中国行きの旅券下付の制限や遅延を緩和するお考えはありませんか。
最後に、いま一つ重光外相に申し上げたいのは、北京のメーデー出席者に対する旅券下付問題については、過般の外務委員会において、慎重考慮中であるというように私に答弁せられたのでありますが、その後の新聞情報によりますと、岸民主党幹事長が総評の高野事務局長に会って、これが下付方を約束した、また鳩山総理は、私としては旅券を出す意向だから、そのようにきまると思うと述べられたとか、いろいろ出ておる。
それから只今の旅券下付についてたしか千七百円くらい取られる。これは手続料として取られるのですが、或いはこの旅券の百三十円も含まれて手続料としてのあれは料金なんですか。
その著しいものとしましては、これはもう皆さん御承知の事件でありますが、一応繰返しますと、一昨年の八月十八日外務省において、同年十月に北京で開かれましたアジア太平洋地域平和会議に出席するために、旅券の下付を要求してすわり込んでおりました東京都準備委員会代表畑中政春氏ら全国代表約三十名に対しまして、愛国青年有志委員会常任委員の服部彰彦、殉国青中隊の豊田一夫その他約十五名が、旅券下付願い却下せよということを
そこで政府当局は、あのルーマニアに対する旅券下付の件に対して、どういうふうにお考えになつておりますか、忌憚なき御意見を私は拝聴したいと思います。
○小滝政府委員 ブカレストの学生大会へ行く諸君の旅券下付問題につきましては、これまで調査を進めており、また学生諸君の非常な熱望かあることも、毎日のように外務省へ多数押しかけて来ておりましたので、よく承知いたしております。非常に多数で、二百人と考えておりましたが、八百人にも上る状態であります。
もし十名の代表を送るという決議が実行に移されて、送る段階になりましたならば、政府は今まで中共に対しては旅券下付なんかやらなかつたが、旅券下付をお認めになつて、積極的にこれに援助されるか承りたい。
中国の……(「忘れたか」「ページが違う」と呼ぶ者あり)貿易促進協議会の代表者である南漢宸氏から、これら解除された四品目を中心として具体的な取極を行いたいから至急代表者を派遣せられたいという招請がございまして業者及び労働組合の代表者から中国に参りまするところの旅券下付の申請をいたしておるのでありまするけれども、今日まで政府は何らこれに対する対策を講ぜず、向うから呼びかけがあるにかかわらず、これをそのまま
そこヘモスクワ経済会議が最近開かれたのですが、不当にも日本ではそれに参加することを拒んで、政府は旅券下付をやらなかつた。これは一種の彈圧であるが、まつたく不法にりくつにならないようなことを並べて、とうとう旅券下付をしなかつた。それはともかくとして、モスクワ経済会議が行われた。最初モスクワ経済会議の話が出たときには、資本主義陣営ではあざ笑つておつた。
そうすると来年もう一ぺん行きたいのは当然だし、非常に進出したわけだから国民からも喜ばれておるわけですが、鉄のカーテンの内側でやられるといつた理由をもつて、先般の旅券下付と同じように、外貨の割当をよこさないというような情報があるように聞いております。これは来年のことだから、今から決定しておらないだろうと思つておるのですけれでも、大蔵大臣は聞いておられるかどうか。
行く場合にでも、私は当然労働組合の代表にいたしましても、大抵今まで国内において共産主義と理論的にも実践的にも鬪つて来て筋金の入つた者でありまして、仮に向うに行つても赤に染まつて来るだろうというようなことは一つも心配ないし、却つて言いたい放題言つて来て、効果を挙げて帰つて来るだろうと私は非常に期待いたしておりますが、そういう意味におきまして、一方のほうは、政府のやるやつだけは簡單に調査してしまつて旅券下付
ひとりそれに口を籍りて旅券下付を拒否しようとしているのは日本の政府だけであるのです。この点もつとはつきり国際的な問題もありますから、よく説明して頂きたいと思います。
○菊川孝夫君 もう一つお伺いしたいのですが、次に内閣として今問題になつておりまする講和條約未調印国に日本人が旅行する場合の旅券の問題でございますが、特にこの旅券を交付されない理由として発表されるところによりますると、講和條約の未調印国である地域、そうして日本人がかの地へ参つても、その身分と申しますか、その身体の安全を保障できない、その條項を適用して今旅券下付について政府のほうで研究されておるということを
○石原(幹)政府委員 私が法務府と相談研究しなければならぬということを申し上げましたのは、旅券下付の個々の問題について、一々法務総裁と打合せなければならぬということを言つた意味ではないのでありまして、いかなる法律でも、法律上の解釈につきまして疑義があるとか、いろいろ意見があるとかいうことについては、これは法制意見局といいますか、いわゆる法務府と共同研究しなければならぬことは、いかなる法律の解釈についても
こういうことは今後旅券下付の上によほど考慮していただきたいということをお願いするのです。これは御返事を願わなくてもいいのです。 それからもう一つは、近ごろずいぶんいいかげんな人——いいかげんな人と言つたらはなはだ失礼ですけれども、いいかげんな人が旅券をもらつて旅行をしているように見受けるのです。
そこでお尋ねするのは、この旅券下付申請に対しての政府の態度は、その下付すべきかどうかの審査の標準が対人的であるのか、対物的であるのか、すなわち申請をした人々についてこれはどうもあぶない、経済会議に行くと称して、実は何か革命運動でも輸入するのではあるまいかというような対人的な懸念であるのか、それともまるつきり経済会議なるものがけしからぬ、そういうところに出る事柄がけしからぬという対物的な考えであるのか